小説
デビュー作から特殊設定ミステリ書き続けてきた方丈貴恵ですが、3作目にして「完成」したなという感じで、感慨深いですね。
リンカーン・ライムシリーズはすごい面白いので、期待大で読み始めましたが、きっつかった、、、いやだって大体の短編が似たような趣向だし、ひねりは少ないし、、、
二冊とも作中ではマジでアリバイ崩ししかやってねえ、それなのにちゃんと面白い、これだよ、これこそ推理小説の面白さなんだよ!
キワモノです。変な小説もミステリも好きだから挑戦! 結果はなかなか悩ましい、ちょっと選者と趣味が違うんだよなー、アリ半分、ナシ半分
今まで小説1000冊以上読んできたけど、ワースト一位候補、、、つまらない理由をあまり長々書いてもしかたないので一言でいえば「出来の悪さ、雑さ」かなあ
将棋ミステリと聞いて、大いに期待して読み始めましたが、うーん、、、ちょっと方向性が違ったかなあ。
一つ一つの謎のクオリティが高いかというと疑問というか、、、いまいちだけど、、、それはあれがそれでごにょごにょ。ロジックやトリックよりは物語の枠組みと、推理小説愛とかが評価ポイント。
なかなか厄介なのが、再生数ゼロのまま伸びない、通称シャドウバン。ここでは私が実際に引っかかった事例と、その対策結果を紹介したいと思います。
Tiktokの本の紹介動画で本が売れる! 「なるほどー時代だねー若者の本読みが増えるといいなー」じゃあないんだよ! 俺が、君が、やるんだよ!
大抵の推理小説だと謎を解くと光が現れるけども、本書だと謎を解くと闇が現れる。というか、謎を解くたび背後の闇が予想以上に深いことに気付く。やばい。
感想と言われてもな、、、一体この小説は面白いのだろうか、果たして面白さとは一体なんなのか、などと自問しながら読むことになった。
さすがの歴史的傑作。タイムマシンという画期的ガジェットがすごいのはそうなんだけど、人類、文明の進化の果てと終焉まで書いちゃいますか、そうですか、まじか。
いや、その「仕掛け」は、ミステリ読者なら誰でも思いつくよ、ところがこの作品は誰にも書けないでしょ。
本作の見どころは解決篇でしょう。 名探偵、皆を集めて、さてと言い。混沌。ポアロは最初から解決言ってやれば良いのに
続々と現れる怪しい宿泊客とその対応、ホテルの裏側なんかを楽しみつつ、予想できない犯人もご用意。キャラクターも魅力的。信じるホテルマンと疑う刑事。
「小説の書き方」でなく「小説家になって儲ける方法」です。ちょっと違うよ。 うーむ、内容が濃く、熱量もすごい。あれ、私でも億かせげるのでは? と思えてしまうほど説得力がある。説得力があるうえに、「あなたなら当然できる」みたいなノリだから、「や…
日常の謎って一歩間違えば与太話ですけど、これはわざと与太話感強めでやってますね、、、というか妄言のたぐいなのでは? あ、タイトルに書いてあるじゃん。 それにしても、もう少しインパクトとか切れ味とかぶっとんだ話とか欲しいかなあ、だいぶ物足りない
新人のデビュー作含む特殊設定短編集。光るものがあるかといえば、めっちゃある。面白い。十五秒で死ぬという非常に厳しい特殊設定でよく書けるよなあ。 ただ、お前の実力はまだこんな物じゃないだろ、という気はする。次作が出たら買うけど、惜しいことにか…
透明人間は密室に潜む 作者:阿津川 辰海 発売日: 2020/04/21 メディア: Kindle版 内容 透明人間は密室に潜む 透明人間による殺人の計画と実行。透明人間はどこに潜んでいるのか? 透明人間なら殺人も簡単かと思いきや意外と苦労が多く、そのあたりの設定と犯…
葬儀を終えて〔新訳版〕 エルキュール・ポアロ (クリスティー文庫) 作者:アガサ クリスティー 発売日: 2020/10/15 メディア: Kindle版 ”だが、もし私の推理が正しいなら” ポアロは思った。”いや、つまるところ私は正しい。当然だ。正しさが私の習慣だから!”…
13・67 上 (文春文庫) 作者:陳 浩基 発売日: 2020/09/02 メディア: Kindle版 内容 香港を舞台とした警察小説ミステリ 感想 華文ミステリ? 読んだこと無いけど、ミステリ先進国の日本の作品と比べたらどうせ・・・傑作じゃねーか! 激動の時代にあっての警察…
カササギ殺人事件 上 (創元推理文庫) 作者:アンソニー・ホロヴィッツ 発売日: 2018/09/28 メディア: Kindle版 内容 クリスティーオマージュの作中作と、作中作をめぐるごたごた 感想 「本ミス」「このミス」「読みたい」他、ランキング7冠! 続く他作品もラ…
虹の歯ブラシ 上木らいち発散 (講談社文庫) 作者:早坂 吝 発売日: 2017/09/14 メディア: 文庫 内容 探偵上木らいちが遭遇する、虹の各色に対応した事件 感想 エロミスと言われるように特殊な手掛かりとそこから犯人を導くロジックも独特の良くできたミステリ…
夜の冒険 現代短篇の名手たち8 作者:エドワード D ホック 発売日: 2014/12/29 メディア: Kindle版 内容 ほぼ千の短編を書いたホックの自選ノンシリーズ短編集 フレミング刑事最後の事件 引退を宣告された刑事が臨む最後の事件 くされ縁 慎重派軍人とヒャッ…
幽霊が多すぎる (創元推理文庫) 作者:ポール・ギャリコ 発売日: 1999/08/19 メディア: 文庫 内容 心霊現象が続く屋敷に心霊探偵が調査に訪れる 感想 「他ジャンルの作家が書いた、唯一のミステリ!」そういう売り文句に私は弱いのだ、が、これはいまいち。 …
○○○○○○○○殺人事件 (講談社文庫) 作者:早坂吝 発売日: 2017/05/12 メディア: Kindle版 内容 孤島で起こる殺人事件。一体この殺人事件の「タイトル」は? 感想 「タイトル当て小説」って何? と思うが、事件そのものが超難易度高いからせめてタイトルだけでも…
第四の扉 (ハヤカワ・ミステリ文庫) 作者:ポール アルテ 発売日: 2018/08/21 メディア: 文庫 内容 交霊会で密室殺人! 「フランスのディクスン・カー」が書く長編ミステリ 感想 不可能状況で起こる殺人また殺人、謎また謎、最後の最後の気の利いたしかけ。い…
白銀の墟 玄の月 第一巻 十二国記 (新潮文庫) 作者:小野 不由美 発売日: 2019/10/12 メディア: 文庫 内容 不死身の賢王が治める国を描いた異世界ファンタジー「十二国記」の18年ぶりの新作長編 感想 「十二国記」が超面白いのは今さら語りませんが、続刊が途…
屍人荘の殺人 (創元推理文庫) 作者:今村 昌弘 発売日: 2019/09/11 メディア: 文庫 内容 大学のミステリ愛好会の探偵とワトソンは脅迫状の届いた映像研の合宿に参加するが、そこで殺人事件に遭遇する。衝撃の特殊設定のクローズドサークルミステリ。 感想 久…
無常の月 ザ・ベスト・オブ・ラリイ・ニーヴン (ハヤカワ文庫SF) 作者: ラリイ・ニーヴン,小隅黎,伊藤典夫 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2018/03/06 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (2件) を見る 内容 帝国の遺物 中性子星 太陽星系近傍 「ノウ…