積みは快楽だ 社会人編

読書その他の雑記

ホラー

【感想】複数の怖い話に実はある共通点が、謎が謎を呼び闇が闇を呼ぶ「ほねがらみ」芦花公園

大抵の推理小説だと謎を解くと光が現れるけども、本書だと謎を解くと闇が現れる。というか、謎を解くたび背後の闇が予想以上に深いことに気付く。やばい。

【感想】理由の分かる恐怖 「などらきの首」 澤村伊智

理由が分かるのに、理由が分かるから怖い。そういう恐怖を扱った作品が多い。ミステリの手法を使って書かれていて、「推理」が披露され一応の解釈を得られる。ただし全く事件の解決にならないのが、ミステリ読みには嬉しい悲鳴です。