内容
一人用、SF人狼ゲーム
感想
話題のゲーム、クリアしました。146周でクリア。
人狼=グノーシア、占い師=エンジニア、等の言い換えがあるものの、基本的に人狼。最大15人で、人狼の数、役割の有無、自分の役割、を選択して開始できる。
「CPU相手に人狼やって面白いの?」
これは私もプレイするまでは疑問だったけど、面白い。CPUは感情的、論理的、嘘が嫌い等それぞれタイプが違い、ヘイトの概念もある。
人狼のポイントである「いかに人狼を探すか(推理)」「どうやって皆を説得するか(議論の誘導)」「死なずに立ち回るか(戦略)」が、バランスよく要求される。
何より相手を探す必要もなく、1プレイ10分でさくっと終わるのが良い。
そして、プレイが終わるとループして最初の役割選択に戻る
ゲームの目的は、人狼を繰り返して登場人物の情報を集め、ループの謎を解き明かすこと。
登場人物は一癖ある胡散臭いやつばかりだが、何度もプレイしていく間にどんどん愛着が湧いていく、実質ゲーム仲間だしね。
そして登場人物の情報を集める、というのがなかなか良くできている。なぜかというと、最初はプレイヤー自信が生き残ることに必死なのだが、ある登場人物と一緒に生き残るという条件を満たすことに徐々に目的がシフトして難易度が上がる。敵陣営だと分かっているのにかばうという状況が発生する。なので、人狼の繰り返しでも飽きがこない。
そして何週もしているうちに人狼はうまくなりパラメータ(カリスマなど)が上がり段々謎が明らかになっていく、はまる構造。もっとゆっくりプレイしようと思っていたのに、一週間でクリアしてしまった。
ループSFが好きな人、人狼が好きな人、推理ゲームが好きな人、変わったゲームが好きな人、いろいろな人に楽しんでもらいたいゲームです、すごくおすすめ