積みは快楽だ 社会人編

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【感想】没頭、熱中、サプライズ「蜘蛛ですが、なにか?」1~9 馬場翁

蜘蛛ですが、なにか? (カドカワBOOKS)

蜘蛛ですが、なにか? (カドカワBOOKS)

内容

女子高生が異世界のダンジョンに蜘蛛として転生して、生き延びるためにモンスターと戦う

感想

すいません。食わず嫌いで、なろう小説なめてました。はい。めっちゃ面白いです。
レベルやスキルの概念もあり、どちらかというととゲーム実況動画を見ている感じが近いですね。「小説家になろう」で連載されてただけあって、圧倒的なリーダビリティ&ページターナーでさくさく読めます。
蜘蛛子の一人称の文章が面白いし、格上相手に知恵とスキルで立ち向かっていく様が見ていて本当に楽しい。最初は蛙相手にも苦戦していたのにそのうち龍とも戦えるようになっていく。
それでさくさく読んでたらびっくり。え、あれは伏線だったのかよ・・・と。まさかそんなところにサプライズを仕込むとは、
無防備なところをやられた、しかも何回もやられました。参りました。
ジャンルが○○だからなどと読む小説の幅を狭めてはいけないということを改めて思い知りました。

備考

とりあえず読んでみたいという方には漫画版も出来が良いのでおすすめです。